夫婦二人暮らし手取り12万円の生活費で貯金は出来るのか? 生活費の内訳をまとめました。
※計算はおおよその試算で実際とは異なります。
Contents
手取り12万円とは?
手取りは収入から社会保険料や税金を引かれるので、高卒の初任給くらいは必要です。 アルバイトでも時給900円×8時間×20日(額面給与14.4万円)程度は働かなくてはいけません。
そもそも手取り12万円の生活費は、一人暮らしでも無理がある。
【夫婦二人暮らし】手取り12万円の生活費内訳
2019年2月時点
手取り | 12万円 | ||||
内訳 | 家賃節約 | 全体節約 | 家賃以外節約 | 車を持つ | |
車(維持費) | 0円 | 0円 | 0円 | 25,000円 | |
必 要 な 生 活 費 |
家賃 | 30,000円 | 40,000円 | 50,000円 | 24,000円 |
テレビ受信料 | 2,064円 | 2,064円 | 0円 | 0円 | |
通信(携帯) | 6,000円 | 6,000円 | 3,000円 | 3,000円 | |
光熱(平均) | 13,000円 | 13,000円 | 13,000円 | 13,000円 | |
食費 | 28,000円 | 28,000円 | 30,000円 | 30,000円 | |
日用品 | 1,500円 | 1,500円 | 1,500円 | 1,500円 | |
消耗品 | 500円 | 500円 | 500円 | 500円 | |
交通 | 1,000円 | 1,000円 | 1,000円 | 1,000円 | |
医療 | 2,000円 | 2,000円 | 2,000円 | 2,000円 | |
無 い と 困 る |
ネット | 5,000円 | 0円 | 0円 | 0円 |
交際 | 8,000円 | 8,000円 | 8,000円 | 8,000円 | |
衣服 | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 | |
美容 | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 | |
す ぐ 必 要 で な い |
外食 | 5,000円 | 5,000円 | 0円 | 0円 |
娯楽 | 1,000円 | 1,000円 | 0円 | 0円 | |
雑貨 | 300円 | 300円 | 0円 | 0円 | |
旅行 | 5,000円 | 0円 | 0円 | 0円 | |
防災 | 700円 | 700円 | 0円 | 700円 | |
合計 | 11.9万円 | 11.9万円 | 11.9万円 | 11.9万円 | |
残額 | 936円 | 936円 | 1,000円 | 1,300円 |
(通勤費/税金/社会保険料は支払済みで手取り12万円とする)
交際・衣服・美容費など、これ以上の節約が難しい事が分かると思います。
夫婦二人暮らしで手取り12万円の生活費というのは、 外食や旅行をしようとすれば貯金が出来ないし、 家賃にお金を掛けると、殆どの娯楽を手放さなければいけません。 12万円の予算では最低限の生活費ギリギリといったところでしょう。 割高な家賃や、車を持つことは家計を非常に圧迫します。 車は緊急時に手放す手間が引越しよりは手軽ですが、 高い家賃の部屋に一度決めてしまうと、変更するにお金と手間が掛かります。
手取り12万円の節約内容
家賃
まず家賃を節約するのは必須です。生活費に余裕が無くなると不安になります。 二人暮らし手取り12万円の場合は、家賃4万円位が限界と言えそうです。 家賃を5万円にすると娯楽の無い生活になってしまいます。 遊びに全くお金を使えないのは想像を絶する閉塞感でしょう。 引越しには大きなお金が掛かるので、部屋選びは慎重に行います。 貯金をしたければ家賃を2万円代までに節約する必要があるので部屋には拘れません。 立地や広さに対して安すぎる家賃には注意が必要です。
テレビ受信料
衛星契約(2018)年払い/24,770円(月額約2,064円) 地上契約(2018)年払い/13,990円(月額約1,166円) 可能なら、テレビを視聴出来るものを全て手放して0円にします。
通信(携帯)
家賃の次に節約するのは通信費です。固定費を削るのは簡単な節約方法でお勧めです。 スマホ等に拘らなければガラケーでも十分です。 携帯でインターネットをするか、パソコンで調べて電話はガラケーのみにする等、 どちらか一つにすれば、かなりの節約になります。 二人暮らし手取り12万円では、電話代を抑えるのは必須と言えます。
【夫婦二人暮らし】スマホ代8000円が高い!携帯代を比較してみた
食費
食費は1,000円/1日2人が目安です。 外食費を節約する場合は、食費を月3万円は確保しておきます。 二人暮らしで食費3万円は必要最低限の量です。 朝食は少量で昼食は手作りのお弁当です。嗜好品は殆ど食べられません。 食費を削ればと安易に考えるのは危険でしょう。
日用品費
可能なら貯金の為に、日用品費を1,000円位まで節約します。
インターネット回線
家賃を4万円にすると、インターネット・外食・旅行の内2つも諦めなければいけません。 携帯電話の調べ物で十分な場合、インターネット回線は必要ありません。 他の生活費へ予算を回しましょう。
外食費・旅行費
二人暮らし手取り12万円で外食や旅行に行けるかは、家賃・車にいくら掛かるかで決まる。 家賃が5万円以上の場合や車を所有するなら、外食も旅行も諦めましょう。
車(維持費)
家賃を2万円程度に抑え、携帯電話を通話のみガラケー3,000円(本体代含む)に節約し、 インターネット回線・外食・娯楽・雑貨・旅行の全てを諦めれば、 生活費はギリギリですが、軽自動車の維持費なら何とか捻出できるでしょう。 (ガソリンや駐車場代に多くは使えないので、維持には工夫が必要) 二人暮らし手取り12万円では、車を持つことはかなり危険です。
貯金
上記で貯金が出来そうなのは、家賃を削って車を持たない場合のみです。 通信費3,000円と外食費か旅行費2,000円を節約すれば、月5,000円は貯金可能です。 冠婚葬祭や緊急時の貯金として年間6万円を確保しましょう。 もう少し希望を言えば、あと5,000円は将来の為の貯金をしたいですね。 貯金をすることで心の余裕が出来て節約も上手くいきます。 手取り12万円で貯金が出来れば大健闘でしょう!
夫婦二人暮らし手取り12万円は、最低限の生活費ギリギリ
夫婦二人暮らし手取り12万円の生活費は、無駄な物を買っていないのにお金が足りません。 家電等もいつか壊れるので貯金しておかないと困ります。 ギリギリの生活費では精神が追い詰められるので、何とか収入を上げましょう。 手取り15万円の生活費まで引き上げたいですね!