夫婦二人暮らしの水道光熱費(使用量)はどこまで節約できるのか!? 水道光熱費の内訳をまとめました。
※計算はおおよその試算で実際とは異なります。
Contents
【夫婦二人暮らし】水道光熱費の内訳
■我が家と総務省の統計を比較
2018年/水道光熱費内訳

出典:https://www.e-stat.go.jp/ 担当機関:総務省/担当課室:統計局統計調査部消費統計課:2019-02-08.
水道光熱費の節約
我が家の水道光熱費は、年間平均で月11,500円程度となっております。
総務省統計局データ2018年「第3-1表 世帯人員別1世帯当たり1か月間の収入と支出」は、年間平均で月19,600円程度です。
全国平均と比べて月8,100円の差です。
水道光熱費2万円は一般的だが高い
二人暮らしを始めた頃は、月に2万円くらいの水道光熱費が掛かっていました。 原因は食器洗いでお湯を使い、お風呂を溜めてシャワーも使用した事です。 それでも月2万円以下に抑えることは可能でしたが、年間24万円は大きな出費です。 月1.2万円だと年間の水道光熱費は約14.4万円で済みます。 差額は、なんと9.6万円!!どうすれば水道光熱費を節約出来るのか?
水道光熱費の年間金額(月平均1.2万円)

- 水道代は季節に関係なく、ほぼ一定
- 電気代は夏のみエアコン使用
- 冬のガス代は、同じ量で使っていても高くなる
水道光熱費の節約方法
■料理はガス火/お風呂はガス給湯器/ガスは都市ガスとします。
【夫婦二人暮らし】水道代節約13ポイント(年間平均:月10m3目標)
- 洗濯回数を月10回程度(※)
- 節水コースで洗濯する
- 基本的にお風呂はシャワーのみで、洗う時はお湯を止める(※)
- 湯船の半量で溜めて身体を洗うのにも使う
- お風呂の残り湯は洗濯に使う
- 食器洗いは桶を使って「浸け置き洗い」(※)
- 食器洗い時の水量は鉛筆の幅位まで(※)
- 食器洗いで洗剤を付け過ぎない
- 食器を洗う前にペーパー類で汚れを拭き取る
- 油汚れは料理で残った茹で汁や湯で取り除く
- 肉や魚を調理する時は、まな板を保護する
- ビニール袋で調理をする
- 料理の茹で汁・煮汁を他のメニューに再利用
(※)を気をつけると、使用量を約10m3に出来ました。
※水道料金は市区町村などの自治体によって基本料や使用料等が異なります。
【夫婦二人暮らし】電気代節約13ポイント(年間平均:月170Kwh目標)
- 窓を開けてクーラーを極力使わない
- クーラーは年2ヶ月程度(※)
- クーラーの設定温度を上げ、短時間でつけたり消したりしない(※)
- 主な暖房は電気毛布とブランケット(※)
- 乾燥機は使わない(※)
- 消費電力が高い家電を長時間使わない(※)
- ドライヤーは1,000W以下(※)
- 食品の解凍に電子レンジを使わない
- 炊飯器の保温機能は使わない
- 電源タップを使って待機電力を切る
- 消費電力の高い家電を同時に使わない
- 10年前の古い冷蔵庫でも使えたら使い続ける
- 契約を見直す
(※)を気をつけると、使用量を年間平均で月170Kwh程度に出来ました。 エアコン・洗濯乾燥機等の消費電力が高く、使用時間の長い家電を極力使わないと節約できます。
※アンペア数の変更は賃貸の場合、管理会社へ確認をしましょう。 ※電気料金は電力会社によって設定料金や契約プラン等が異なります。
【夫婦二人暮らし】ガス代節約8ポイント(年間平均:月20m3目標)
- 基本的にお風呂はシャワーのみで、洗う時はお湯を止める(※)
- 湯船に入る際は身体を洗う湯量で溜める(※)
- 暑い時期はお風呂の温度を下げる
- お風呂は追い炊きをしない(※)
- 食器洗いは水洗いをする(※)
- 調理はなるべく中火以下で行う(※)
- 鍋底の水滴は拭いておく
- ガス火の使用時間を極力減らす
(※)を気をつけると、使用量を約20m3に出来ました。
※ガス料金はガス会社や種類(都市ガス・プロパンガス)等によって設定料金や契約プランが異なります。 ※また、ご使用のガス機器・環境などによって差があります。
【夫婦二人暮らし】水道光熱費の節約目安
夫婦二人暮らしで日本の平均的な気候と料金の土地で暮らしている場合は、 上記ほど頑張って節約しなくても水道光熱費を2万円以下にすることは可能でしょう。
水道光熱費/(月平均14,809円)
■料理はガス火/お風呂はガス給湯器/ガスは都市ガスとします。
水道代の節約目安
- 水道代3,084円:約12m3(仮定257円/m3)
- 洗濯を月12回(月1,200L)
- 入浴の湯量を1日200L(月6,000L)
- トイレは1日10回(月3,000L)
- 食器洗いの水量(月1,500L)
- 料理の水量(月200L)
仮定)平均水道代4,167円÷平均使用量16.2m3=257円
出典:https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/kurashi/shiyou/jouzu.html 東京都水道局「用途別使用量の目安」
都市ガス代の節約目安
- ガス代5,225円:約25m3(仮定209円/m3)
- 入浴温度は40℃で湯量200L
- 夏は入浴温度を下げる
- お風呂の追い炊きをしない
- 食器洗いでお湯は使わない
- 調理のガス火をなるべく中火以下にする
- 暖房でガスを使わない
電気代の節約目安
- 電気代6,500円:約250Kwh(仮定26円/Kwh)
- エアコンを極力使用しない(1台のみ)
- エアコンの設定温度は冷房28℃/暖房20℃
- 主な冷房器具は扇風機
- 主な暖房器具は電気毛布
- 消費電力が高い家電を長時間使用しない
(基本料金30A/842.4円)※燃料費調整額・再エネ賦課金は含まず (第1段階料金:最初の120Kwhまで19.52円)(第2段階料金:120Kwhをこえ300Kwhまで26円)
出典:http://www.tepco.co.jp/ep/private/plan/chargelist01.html 東京電力「従量電灯B」
【夫婦二人暮らし】水道光熱費2万円は普通
二人暮らしで毎日の食器洗いと湯船にお湯を使用して、夏・冬でエアコンを動かし、 洗濯乾燥機や加湿器を使用したら大雑把に計算しても、月平均2万円くらいになります。 寒い地域や契約会社の料金が高い場合は水道光熱費が2万円を軽く超えるでしょう。 2万円以下にするには使用量に注意する必要があります。 ある程度ストレスなく過ごしたければ、水道光熱費を最低2万円は覚悟しましょう。