夫婦二人暮らしの電気代(使用量)はどこまで節約できるのか!? 少しでも電気代を節約したい場合を試算しました。
※計算はおおよその試算で実際とは異なります。
Contents
【夫婦二人暮らし】電気代を少しでも節約したい!
■電気代は電力会社によって設定料金や契約プラン等が異なるので使用量を目安にします。
電気代の節約=僅かな節約の積重ね
一つの節約で節約額を稼ぐのは難しい。 月に数十円~数百円の節約×家電数で電気代を抑えます。
努力次第で節約可能な家電
- ドライヤーのパワー
- 照明の明るさと数
- 電子レンジの解凍
- 炊飯器の保温と早炊き
- 掃除機の回数と時間
- 待機電力
- 複数の家電を同時に使わない
【夫婦二人暮らし】家電別の電気代内訳
電気代を試算
家電別の電気代は、電化製品の使用状況や動きが一定ではなく計算が複雑になるので、 おおよその計算です。数値は取扱説明書に表記されていたもの等を参考にしています。
例として、1kWh=26円/1ヶ月=30日で計算しています。 アンペア(A)の計算は電圧を100ボルト(V)としていますのでピーク時とは異なります。
- 電気代の計算
- 消費電力(W)×時間(h)=電力量(Wh)
- Wh÷1000=Kwh
- kWh×1Kwhあたりの電力量料金(例で26円)=電気代
※電気料金は電力会社によって設定料金や契約プラン等が異なります。
僅かな電気代の節約を試算
仮定)1,300円→273円(月1,027円の節約)
タオルを使ってドライヤーの消費電力を減らす
- ドライヤーの電気代:15分(夫5分:妻10分)
- 1,200(W)×0.25(h)=300(Wh)
- 300(Wh)÷1,000=0.3(Kwh)
- 0.3(Kwh)×26=7.8円/15分
- 7.8円×30回=234円/月
- 年間2,808円
↓消費電力を節約
- ドライヤーの電気代:15分(夫5分:妻10分)
- 700(W)×0.25(h)=175(Wh)
- 175(Wh)÷1,000=0.18(Kwh)
- 0.18(Kwh)×26=4.7円/15分
- 4.7円×30回=141円/月
- 年間1,692円
月93円/年間で1,116円程度の差があります。 セミロングヘアでもタオルでよく拭き、タオルを当てながらドライヤーを使うと、 700Wでも10分位で乾きます。
照明の明るさと数を減らす
- LEDシーリングライト照明の電気代:2部屋(33W/6畳+52W/12畳)
- 77(W)×5(h)=385(Wh)
- 385(Wh)÷1,000=0.39(Kwh)
- 0.39(Kwh)×26=10.1円/5時間
- 10.1円×30回=303円/月
- 年間3,636円
↓消費電力を節約
- LED電球照明の電気代:1部屋(4.6W×4個/8畳)
- 18(W)×5(h)=90(Wh)
- 90(Wh)÷1,000=0.09(Kwh)
- 0.09(Kwh)×26=2.3円/5時間
- 2.3円×30回=69円/月
- 年間828円
月234円/年間で2,808円程度の差があります。 夫婦が同じ部屋で過ごせると、照明代の節約になります。 LEDシーリングライトでも調光である程度は節約出来ます。
電子レンジの解凍をやめる
- レンジ解凍の電気代
- 600(W)×0.08(h)=48(Wh)
- 48(Wh)÷1,000=0.05(Kwh)
- 0.05(Kwh)×26=1.3円/5分
- 1.3円×30回=39円/月
- 年間468円
食品の自然解凍で、月39円/年間で468円程度の節約。
炊飯器の保温機能と早炊き
- 炊飯器保温の電気代
- 17(W)×3(h)=51(Wh)
- 51(Wh)÷1,000=0.05(Kwh)
- 0.05(Kwh)×26=1.3円/3時間
- 1.3円×30回=39円/月
- 年間468円
- 炊飯器早炊きの電気代(仮に通常時180Wから1.5倍の消費電力)
- 90(W)×0.83(h)=75(Wh)
- 75(Wh)÷1,000=0.08(Kwh)
- 0.08(Kwh)×26=2.1円/0.83時間
- 2.1円×30回=63円/月
- 年間756円
炊飯器の節約で、月102円/年間で1,224円程度の差があります。
掃除機の回数と時間を節約
- 掃除機の電気代:月15回/2日に1回
- 1,000(W)×0.17(h)=170(Wh)
- 170(Wh)÷1,000=0.17(Kwh)
- 0.17(Kwh)×26=4.4円/10分
- 4.4円×30回=132円/月
- 年間1,584円
↓消費電力を節約
- 掃除機の電気代:月8回/週2回
- 1,000(W)×0.08(h)=80(Wh)
- 80(Wh)÷1,000=0.08(Kwh)
- 0.08(Kwh)×26=2.1円/5分
- 2.1円×30回=63円/月
- 年間756円
掃除で、月69円/年間で828円程度の差があります。
待機電力を切る
待機電力を全て切る必要はないと思います。全部気にしていたら疲れます。 製品によって待機電力が違いますが、平均して家電1台の待機電力が1Wとしたら、
- 待機電力の電気代
- 1(W)×24(h)=24(Wh)
- 24(Wh)÷1,000=0.02(Kwh)
- 0.02(Kwh)×26=0.5円/24時間
- 0.5円×30日=15円/月
- 年間180円/1台分
エアコンの不使用時、炊飯器、ノートパソコン、DVDレコーダー等が合計6台(6W/24時間分)あるとして、 月90円/年間1,080円 コンセントの抜き差しはコードが痛むので、スイッチ付の電源タップを使います。 ※待機電力を切ってはいけない製品は注意してください。
消費電力の高い電化製品を同時に使わない
電気メーターの仕組みから考えた節電方法です。 ご契約の電力会社や電気メーターの種類等によって異なりますが、 我が家の場合は、電化製品を極力同時に使わないことで電気代が月400円くらい下がりました。
- 消費電力が高い家電
- エアコン
- 洗濯乾燥機
- ドライヤー
- 掃除機
- オーブン
- 電気ケトル
- 電気ポットの沸騰時
洗濯機やコタツの温め始め等も同時に使用しないように気をつけます。 消費電力100Wを超えるものは極力同時に使わないように工夫します。
電気代を節約する為に必要なスキル
- 髪をタオルドライ出来るか?
- 夫婦で同じ空間で過ごせるか?
- 食事メニューを先決め出来るか?
- タイミングよく炊飯出来るか?
- ズボラな掃除を許容できるか?
- 待機電力を小まめにチェックできるか?
- 家電を同時使用しない様に気を付けられるか?
これら、結構面倒ですが、
月1,027円/年1.2万円は大きい