【夫婦二人暮らし】車は必要か!?自転車でよくない?

夫婦二人暮らしは必要なのか?車両代を比較しました。 車・スクーター・電動自転車・ママチャリ、どれを使う!?

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※計算はおおよその試算で実際とは異なります。

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【夫婦二人暮らし】車両維持費の比較

2019年1月時点

【夫婦二人暮らし】車両維持費の比較内訳(1年間の費用目安)
車(自家用) 原付 自転車
普通車 軽自動車 50cc以下 電動自転車 自転車
年間走行距離 3000km
燃費 12km/
レギュラー1L
15km/
レギュラー1L
50km/
レギュラー1L
40km/
電気代10円位
燃料/単価 140円レギュラー1L 10円/電気
年間燃料代 35,004円 27,996円 8,400円 756円
自動車税 39,500円 10,800円 2,000円
重量税 16,400円 3,300円
自賠責保険料 12,915円 12,535円 4,975円
任意保険料 70,000円 60,000円 36,000円 4,000円 4,000円
駐車場代 84,000円 84,000円
車検代 35,000円 25,000円
印紙・証紙 850円 700円
オイルフィルター 667円 667円
オイル交換 7,000円 5,000円 3,000円
ライト交換 1,500円 1,500円 500円 0円 0円
バッテリー交換 5,000円 5,000円 4,000円 8,000円 0円
タイヤ交換 7,500円 5,000円 3,000円 1,333円 1,333円
チューブ交換 2,000円 2,000円
チェーン交換 1,000円 1,000円
年間合計 31.5万円 24.1万円 6.2万円 1.7万円 0.8万円
月あたり合計 26,278円 20,125円 5,156円 1,424円 694円

乗り物維持費

  1. 普通車は税金が割高
  2. 保険料と駐車場代で維持費の約59%を占める
  3. 年間走行距離3,000kmでガソリン代12%位
  4. 車検+部品代で18%程度

※各車種の条件 ※2019年1月時点の情報に基づいた例です。計算する時はその時点の法令等をご確認ください。 ※条件や金額は例です。その他、様々な場合があることを予めご了承ください 普通車:5ナンバー、総排気量1.5超2.0リッター以下、車両重量1.5超~2.0トン以下 :新車購入から13年目を経過していない :重量税は2年分を1年で計算 :車検代は継続検査(24ヶ月点検)を1年分で計算 原付:自賠責保険料は2年分の保険料を1年で計算 :オイルフィルター交換(3年/1回) オイル交換:車(1年/1回)、原付(1500km/1回) ライト交換:車・原付(4年/1回)、自転車(LED交換なし) バッテリー交換:車・自転車(4年/1回)、原付(3年/1回) タイヤ交換:車・原付(4年/1回)、自転車(3年/1回) 自転車:タイヤチューブ(2年/1回) 自転車:チェーン(3年/1回)

数年で交換が必要な部品代などは、月々の予算に入れるのを忘れがちです。 上記は走行距離が少ないので最低限の費用ですが、他にも交換が必要な物はあります。 使用頻度が多いと消耗するので部品代が掛かり、予期せぬ故障があれば修理代が必要です。 最低でも普通車で月3万円、軽自動車で月2.5万円は維持費を確保出来ないと車を持つのは難しい。

車両費の詳細

車・自動車代と維持費

■例)車を5年使用する場合(年間走行距離3,000km)

【夫婦二人暮らし】自動車(自家用)5年使用
車両代 維持費 合計
車種 総額 月額 年額 月額 年額 月額 年額 5年
中古軽 120万円 2万円 24万円 2.5万円 30万円 4.5万円 54万円 270万円
軽自動車 200万円 3.3万円 40万円 2.5万円 30万円 5.8万円 70万円 350万円
普通車 300万円 5万円 60万円 3万円 36万円 8万円 96万円 480万円
普通車 450万円 7.5万円 90万円 3万円 36万円 10.5万円 126万円 630万円

300万円の車を購入して5年使用する場合は、維持費を合わせて約480万円が必要です。 月の労働が20日×5年=1,200日として、 給与収入が、時給900円×8時間×1,200日=864万円とすると、 収入の半分以上が車両代と維持費に消えることになります。 給与収入1日/7,200円の内、約56%(4,032円)が車の為の労働ということです。 ローン購入の場合は、金利を含めるのでさらに悲惨なことになります。 また実際には、収入から税金や社会保険料などが引かれるので手元に残るお金は少なくなる。

なお車を5年で乗り換えると割高になるので、10年は乗りたいところです。

■例)車を10年使用する場合(年間走行距離3,000km)

【夫婦二人暮らし】自動車(自家用)10年使用
車両代 維持費 合計
車種 総額 月額 年額 月額 年額 月額 年額 10年
中古軽 120万円 1万円 12万円 2.5万円 30万円 3.5万円 42万円 420万円
軽自動車 200万円 1.7万円 20万円 2.5万円 30万円 4.2万円 50万円 500万円
普通車 300万円 2.5万円 30万円 3万円 36万円 5.5万円 66万円 660万円
普通車 450万円 3.8万円 45万円 3万円 36万円 6.8万円 81万円 810万円

5年所有・月額80,000円10年所有・月額55,000円になりました。

月額25,000円差×10年=300万円差です。 300万円の車を購入して10年使用する場合は、維持費を合わせて約660万円が必要ですが、 月の労働が20日×10年=2,400日として、 給与収入が、時給900円×8時間×2,400日=1,728万円とすると、 収入の半分以下に車両維持費を抑えることが出来ます。 給与収入1日/7,200円の内、約38%(2,736円)が車の為の労働ということです。

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原付・原動機付自転車(スクーター)代と維持費

■例)原付を10年使用する場合(年間走行距離3,000km)

【夫婦二人暮らし】原付を10年使用
車両代 維持費 合計
車種 総額 月額 年額 月額 年額 月額 年額 10年
中古原付 10万円 833円 1万円 5,200円 6.2万円 6,033円 7.2万円 72.4万円
原付 15万円 1,250円 1.5万円 5,200円 6.2万円 6,450円 7.7万円 77.4万円
原付 20万円 1,667円 2万円 5,200円 6.2万円 6,867円 8.2万円 82.4万円
原付 25万円 2,083円 2.5万円 5,200円 6.2万円 7,283円 8.7万円 87.4万円

維持費の約66%は保険料ですが、車の約8分の1の費用で済むのが原付の魅力です。 自宅や勤め先に駐輪場がある場合は、駐車場代も必要ありません。 原付車両代と維持費で月6,867円なら、月収14.4万円の場合で約4.8%の費用なので、 片道6km程度の通勤で使用しても費用対効果は高いでしょう。勤め先の選択肢も増えます。 電車代が浮くと、往復400円×20日=月8,000円としても安い原付なら殆ど元が取れます。 しかし年額8万円程度は必要なので、学生が持つには少々高い乗り物でしょうか。

自転車・電動自転車・ママチャリの維持費

■例)自転車を10年使用する場合(年間走行距離3,000km)

【夫婦二人暮らし】自転車を10年使用
車両代 維持費 合計
車種 総額 月額 年額 月額 年額 月額 年額 10年
中古自転車 2万円 167円 0.2万円 700円 0.8万円 867円 1万円 10.4万円
自転車 4万円 333円 0.4万円 700円 0.8万円 1,033円 1.2万円 12.4万円
中古電動自転車 6万円 500円 0.6万円 1,500円 1.8万円 2,000円 2.4万円 24万円
電動自転車 10万円 833円 1万円 1,500円 1.8万円 2,333円 2.8万円 28万円

原付と比べて自転車はさらに費用を抑えられます。 月収14.4万円の場合、新車の自転車で約0.7%、電動自転車で約1.6%の費用です。 電車で往復400円×20日=月8,000円が、自転車を使用すると約7,000円も安く済みます。 月250kmの移動に対して良いコストパフォーマンスですが、維持費は意外に掛かります。 毎日10km以上の移動や坂道が多い場合は、電動自転車や原付を検討したいところです。

電車・電車代

■例)電車を10年使用する場合

【夫婦二人暮らし】電車を10年使用
電車代 合計
車種 月額 年額 10年
電車(交通費) 800円 9,600円 9.6万円
新幹線(旅行費) 2,333円 28,000円 28万円
合計 3,133円 37,600円 37.6万円

新幹線で往復400kmが夫婦で28,000円、 車では、ガソリン代4,667円(140円/レギュラー1L・燃費12km・積載重量無視)、 有料道路が約7,000円で移動費合計11,667円として、車の所有維持費10年で660万円を足すと、

新幹線で年間24回の移動=車で年1回の移動

月2回程度の旅行が出来るかは別として、車の元を取るには電車に沢山乗る必要があります。 また、車は頻繁に使用しないともったいない乗り物です。年間走行距離10,000km位は欲しい。

【夫婦二人暮らし】電車・車の移動費比較
・電車代年24回 ・普通車年1回
400km 1回 月額 年額 10年 約24倍 400km 1回 月額 年額 10年
切符代 28,000円 56,000円 67.2万円 672万円 ガソリン代 4,667円 389円 0.5万円 4.7万円
有料道路 7,000 583円 0.7万円 7万円
車両代 55,000円 66万円 660万円
合計 56,000円 67.2万円 672万円 合計 55,972円 67.2万円 672万円

車は10年で10回の移動ですが、電車は240回も移動出来ます。 それくらい車の所有・維持費は高い。

車は高い

外に出かけるのが好きな人は車の所有に価値があると思いますが、 インドア派が車を所有すると無駄な維持費を払うことになります。 車は使わないと調子が悪くなり、余計な修理代が掛かります。 また、使わない車の為に働くことにならないように、 必需品になるまでは本当に必要かどうか良く考えましょう。

■「車両費」の参考 出典:東京国税局(国税庁)「自動車重量税のあらまし」 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/inshi/7192.htm(2019年3月1日アクセス確認) 出典:東京都主税局「自動車税」 www.tax.metro.tokyo.jp/kazei/car.html(2019年3月1日アクセス確認)

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