夫婦共働きの家事の負担を減らしたい! 家事分担の良し悪しを考えてみました。
※計算はおおよその試算で実際とは異なります。
Contents
【夫婦二人暮らし】共働きの家事分担を考える
家事労働/割合
■大掃除等を除く通常の家事労働
【夫婦二人暮らし】通常の家事労働(仮定・概算) | |||||||
内容 | 時間/回 | 回数/月 | 回数/週 | 時間/月 | 時間/日 | 月 | 日 |
買い物 | 60分 | 10回 | 2.5回 | 10時間 | 20分 | 食事 80時間 |
158分 (2.6時間) |
朝食作り | 10分 | 30回 | 5時間 | 10分 | |||
昼食作り | 30分 | 30回 | 15時間 | 30分 | |||
夕食作り | 60分 | 30回 | 30時間 | 59分 | |||
食器洗い | 40分 | 30回 | 20時間 | 39分 | |||
洗濯 | 20分 | 12回 | 3回 | 4時間 | 8分 | 掃除 18時間 |
35分 (0.6時間) |
洗濯収納 | 10分 | 12回 | 3回 | 2時間 | 4分 | ||
アイロン | 30分 | 4回 | 1回 | 2時間 | 4分 | ||
掃除(週末外) | 10分 | 30回 | 5時間 | 10分 | |||
部屋掃除 | 40分 | 4回 | 1回 | 2.7時間 | 5分 | ||
水回り掃除 | 60分 | 2回 | 0.5回 | 2時間 | 4分 | ||
合計 | 98時間 | 3.2時間 |
手抜きしながら、効率良く家事をこなしても月に98時間/日に3.2時間は必要で、 1日8時間労働とすると、月に12日も家事労働していることになります。
分担の良し悪し
家事分担の良い事
妻の負担が減る
フルタイム勤務の妻が全家事を担当すると、平日の休み時間はほんの僅かです。 小さなことでも意識すると、妻のゆとりを確保出来ます。
- 食材の買い足し
- →調理時間の確保
- ご飯を自分でよそう
- →ゆっくり食事できる
- 食器をシンクへ運んで水に浸ける
- →食器洗いの負担
- 浴槽を洗い・風呂溜め
- →食器洗い時間の確保
- 洗濯物を脱いだらネットに入れる
- →洗濯の手間
- 先に帰ったら洗濯物を取り込む
- →湿気るのを防ぐ
- ごみを分別・捨てる
- →妻の負担軽減
家事を共有できる
妻が一人で家事を抱え込むと、悩みを共有し辛いです。 家事をしない人に訴えても、具体的なイメージが出来ないので伝わるのは少しだけ。 家事を一緒にやると理解が深まるので、ストレスも軽減される。 無関心が一番堪えます。
妻の緊急時に夫が動ける
家事担当が一人だと、緊急時に困ります。 一通りの家事のやり方くらいは覚えてもらいたい。何も出来ないと妻の精神的負担が大きくなる。
家事分担の悪いところ
夫のパフォーマンスが下がる
- 家事に時間を取られる
- →仕事の疲れが取れない
- 家事に気を回さないといけない
- →仕事の集中力が下がる
- 嫌々やらされる
- →家庭の雰囲気が悪くなる
帰宅後の時間割
【夫婦二人暮らし】フルタイム勤務の時間割(仮定・概算) | ||
妻/平日 | 夫/平日 | |
18:00 | 退勤 | 〃 |
18:30 | ↓移動 | 休み |
19:00 | 夕食作り | 1.5時間 |
↓ | ↓ | |
20:00 | 食事 | 〃 |
20:50 | 浴槽掃除 | |
21:00 | 食器洗い | お風呂 |
21:30 | ごみ処理 | 休み |
21:40 | 雑務 | 1.5時間 |
21:50 | お風呂 | ↓ |
22:00 | ドライヤー | ↓ |
22:30 | 休み30分 | ↓ |
23:00 | 就寝 | 〃 |
仮に夫の平日の自由時間が3時間として50分程度の家事を分担するか?
- 食材買い足し(週1回)10分(50分/回)
- 浴槽掃除・風呂溜め10分
- 食後の食器洗い・片付け30分
お互いのやり方がある
同じ家事でも人によってやり方が違います。 家事を共有するなら、相手の方法に口出ししない方が賢明でしょう。 自分と同じ様にやって欲しいと思うと中々うまくいきません。
- 食材選び
- 食材の収納方法
- 料理方法
- 食器洗いの水量
- 洗剤量の違い
- 洗濯物の干し方・畳み方
- 掃除の細かさ
不満を溜める
細かい所に気付く人は、気づかない人に対して厳しく言ったり、 大らかな人は、自分はちゃんとやってるのに不満を言われたりして、 相性が悪いと家事の共有は向いていません。完全に役割分担する方がいい。
思い込まない
やる事を決め付け過ぎるとギスギスします。 辛いときは放棄して、手抜きするのが一番です! 今やらなきゃ生きていけない家事ばかりじゃない。