【夫婦二人暮らし】手取り15万の生活費内訳

夫婦二人暮らし手取り15万円で節約生活した最低ラインの生活費内訳をまとめました。 手取り15万円の家計簿ではどんな暮らしが可能なのでしょうか?

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※計算はおおよその試算で実際とは異なります。

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【夫婦二人暮らし】手取り15万円の生活費内訳

2019年2月時点

【夫婦二人暮らし】手取り15万円の生活費内訳(仮定・概算)
必要な生活費 無いと困る生活費 余分な生活費
家賃 50,000円 ネット 5,000円 外食 8,000円
テレビ受信料 2,064円 交際 8,000円 娯楽 1,000円
通信(携帯) 9,000円 衣服 5,000円 雑貨 400円
光熱(平均) 13,000円 美容 7,000円 旅行 7,000円
食費 27,000円 防災 1,000円
日用品 1,500円
消耗品 500円
交通 2,000円
医療 2,000円
小計 107,064円 小計 25,000円 小計 17,400円
生活費合計:月149,464円

(通勤費/税金/社会保険料は支払済みで手取り15万円とする)

手取り15万円/生活費合計:月149,464円

大体の人が医療費までは必要でしょう。 また、インターネット・交際・衣服・美容費も予算が0円だと支障が出るかと思います。 すぐに必要ではない物は努力次第で抑えられますが、思い出作りの選択肢が減ります。

手取り15万円の生活費とは

必要な生活費内訳

家賃:月50,000円(年60万円)

家賃は住む場所等により大きく異なりますが、その他の生活費を考えると6万円迄に抑えたい。 他に予算が充てられなくなり苦しい思いをすることになります。 地域によっては駐車場付きの2DKで50,000円なんて物件も見掛けます。 二人暮らしの場合は、キッチン・リビングの他に最低でもあと1部屋は欲しいところ。

テレビ受信料:月2,064円(年2.5万円)

衛星契約(2018)年払い/24,770円(月額約2,064円) マンションだと全体で衛星放送を受信していて、強制的に衛星契約になる場合もあります。 ちなみに、地上契約(2018)年払い/13,990円(月額約1,166円)

通信(携帯):月9,000円(年10.8万円)

最近では固定電話が無くて社会的信用が失われることは少ないでしょう。 データ通信量を節約すれば夫婦でスマートフォンを持つことも可能です。 しかし年間10.8万円は決して安くありません。

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光熱(平均):月13,000円(年15.6万円)

年間平均で、水道3,000円、電気4,500円、ガス5,500円くらい。 洗濯回数が月12回程度、お風呂は短時間のシャワー。 洗濯する前日に浴槽半分でお湯を溜め、残り湯を洗濯に使うと月12回は湯船に浸かれます。 基本的に食器洗いでお湯は使いません。(冬のみ湯を使用) エアコンは冷房のみ。7月中旬~9月中旬の2ヶ月程度。 暖房は12月~3月頃でホットカーペットに毛布を被せ、こたつ風に暖を取って凌ぎます。 水道光熱費は外出頻度や住んでいる土地の気候・季節などによって異なるので、 削れない地域もあるでしょう。二人暮らしの節約生活で15,000円以下なら上出来です。

※水道光熱費はご契約の会社やお住まいの地域などによって料金が異なります。

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食費:月27,000円(年32.4万円)

月の27日間が自炊として、1日当たり1,000円(1人500円)です。 お酒や菓子などの嗜好品を含みませんが、十分な量ではありません。 これでも朝食は平日分のみ、昼食は夕食の残り材料を加えて約22日間お弁当を作ります。

(参考金額)

【夫婦二人暮らし】食費/内訳
種類 1ヶ月金額 1日金額
米・麺類 2,550円 94円
4,140円 475円
魚介類 3,700円
野菜 3,770円
その他 1,210円
調味料 1,520円 56円
飲物 1,310円 44円
朝食 2,310円 77円
菓子or酒 0円 0円
お弁当 6,600円 300円
食費合計 27,000円

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日用品:月1,500円(年1.8万円)

紙類や洗剤等の毎月必ず消費する物です。シャンプー等の洗髪料は別で美容代としています。 日用品は身体をつくる源ではないので年間2万円までに抑えたい。

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消耗品:月500円(年0.6万円)

調理器具や食器等の、いつかは買い替えが必要な物の積立金です。

消耗品費/内訳(参考価格)
年額
直径27cmフライパン 2,000円 /年1個
直径16cm揚げ物用鍋 1,500円 /年1個
食器・その他調理器具 2,000円 /年
その他壊れた時の積立 500円 /年
合計 6,000円

交通:月2,000円(年2.4万円)

電車・バスが移動手段です。交通費を使わない月は貯金して、少し遠出したい時に使います。 車は維持費だけでも、普通車で月3万円、軽自動車で月2.5万円程度は掛かるでしょう。

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医療:月2,000円(年2.4万円)

急に必要になるのが医療費です。何もなくても予算を積立てます。 風邪や虫歯などの軽い病気でも病院に行くと積立がすぐ無くなります。 節約生活では病気をしないように規則正しい生活と予防をすることが大事です。

●ここまで「必要な生活費」

小計:107,064円

やはり10万円以内というのは難しいです。家賃を削れば10万円以下も可能でしょう。 上記は必ず必要なので何が何でも稼いでくるしかありません。

ここまでだけで済めば手取り15万円でも4万円位は貯金出来そうですが、 この生活は、ゆとりある暮らしをしている人からすると仙人のような生活です。 食事の選択肢が少なく、ある程度決まったものしか買えません。 本当に必要最低限の生活費をイメージしてください。

生活費は減るものなので、重要度が低い物の消費を抑えられるかがポイントになります。

消費=単価×回数

一回当たりの単価を抑え、回数を減らす努力をするのみ!

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無いと困る生活費内訳

ネット:月5,000円(年6万円)

通信がガラケーの場合やネットヘビーユーザーは、自宅にインターネット回線が必要です。 困った時にすぐ調べ物が出来ないと不便です。

交際:月8,000円(年9.6万円)

会社員なら必ずと言っていいほど必要な飲み会等の交際費。これが結構掛かります。 自分は絶対に参加しない!という強靭な精神を持った者なら良いかもしれませんが、 一緒に仕事をする以上は断れないことも多いはず。投資と思って割り切ります。 おおよその例として6,000円×11回、10,000円×3回の飲み会があるとします。

【夫婦二人暮らし】交際費/内訳
時期 回数 年額 回数 年額 内容
春(3~5月) 3回 18,000円 1回 6,000円 歓迎会・送別会
夏(6~8月) 2回 12,000円 1回 6,000円 夏祭り等の行事
秋(9~11月) 1回 6,000円 運動会等の行事
冬(12~2月) 4回 32,000円 2回 16,000円 忘年会・新年会
合計 10回 68,000円 4回 28,000円 96,000円
月間 0.8回 5,667円 0.3回 2,333円 8,000円

1回当たりの単価や年間回数は、社風もあるので思い通りに削れない。 上記以外に友人との付き合いがある場合は、他を節約して予算を作ります。

衣服:月5,000円(年6万円)

【夫婦二人暮らし】衣服費/内訳
数量 年額 数量 年額
服他 2枚 12,000円 2枚 12,000円
下着 3枚 3,900円 2枚 8,000円
靴下 8足 2,160円 6足 1,944円
1足 10,000円 1足 10,000円
合計 28,060円 31,944円
月間 2,338円 2,662円

よほど身なりを気にしない限り何年も同じ服を着用出来ません。 人は見た目が80~90%と言われており、見た目で判断されることが多いです。 しかし、この予算ではコート・鞄等は買えません。服の枚数も不足しています。

美容:月7,000円(年8.4万円)

【夫婦二人暮らし】美容費/内訳(仮定・概算)
合計
月額 年額 月額 年額 年額
美容室 360円 年4回/4,320円 2,160円 年3回/25,920円 30,240円
洗髪料 604円 7,248円 1,785円 21,420円 28,668円
基礎化粧品 0円 0円 1,472円 17,663円 17,663円
化粧品 0円 0円 561円 6,727円 6,727円
合計 964円 11,568円 5,978円 71,730円 83,300円

エステに行ったり、高い美容液を買わなくても必要な美容代はあります。 散髪、化粧水、ファンデーションや口紅などの最低限の美容費です。 夫に拘りがなければ、散髪の費用を節約出来ます。1,000円カットだと割安です。

!【夫婦二人暮らし】最低限の美容代とは!?

「必要な生活費」+「無いと困る生活費」

小計:132,064円

まだまだ手取り15万円でも少しは貯金が可能です! 衣服費や美容費を有効に使えるかで多少は楽しめるかと思います。 節約出来れば、手取り13万円の生活も夢ではありません。

ではここからは、もう少しゆとりが欲しい場合に考える項目です。

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すぐ必要でない生活費内訳

外食:月8,000円(年9.6万円)

毎日自炊していると自分の味に飽きます。月に2~3回は外食したい衝動に駆られます。

娯楽:月1,000円(年1.2万円)

【夫婦二人暮らし】娯楽費/内訳
年額 年額
誕生日ケーキ 1,200円 1,200円
クリスマスケーキ 800円 800円
バレンタイン 1,200円 1,200円
映画 1,400円 1,400円
美術館等 1,400円 1,400円
合計 6,000円 6,000円

娯楽費は無くても困らないけれど、無いとちょっと寂しい項目です。 せっかくの二人暮らしなので、イベントを楽しむのも良いでしょう。

!【夫婦二人暮らし】イベント娯楽費って馬鹿にならない

雑貨:月400円(年4,800円)

雑貨屋に行くと、可愛らしい雑貨や便利グッズ等が数百円~数千円で沢山並んでいます。 これが思わぬ出費になり、部屋もごちゃごちゃして収拾がつかなくなります。要注意項目です。 毎月の予算を積み立てて、どうしても欲しい物だけを購入します。

旅行:月7,000円(年8.4万円)

年1回は夫婦で旅行して思い出を作るのが希望ですね。 たまにはリフレッシュも必要です。近場で節約すると年2回は旅行に行けるでしょう。 旅行に興味が無ければ保険を掛けたいですが。

【夫婦二人暮らし】旅行費/内訳
月額 年額 月額 年額
交通費 1,000円 12,000円 1,000円 12,000円
宿泊費 1,667円 20,000円 1,667円 20,000円
その他 833円 10,000円 833円 10,000円
合計 3,500円 42,000円 3,500円 42,000円
月間 3,500円 3,500円

防災:月1,000円(年1.2万円)

緊急時の食料(缶詰やレトルト食品)や物資の為の費用です。 安い時に買い溜めて、食料は消費期限が過ぎる前に普段の食事にして回転させます。 風邪をひいたりして食事作りが億劫な時にも活躍するので重宝します。 いざという時のもので保険と一緒です。

生活費合計:月149,464円

手取り15万円ギリギリですが、あと考えておきたいのが冠婚葬祭や帰省費などです。 年齢が上がると保険も考えたいでしょう。

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最低限の生活費以外に必要なもの

実際に生活すると、ちょっとした油断で数千円程度はオーバーします。 また、家具・家電の買換え、スーツ・コート・鞄の新調等の予算も必要です。

【夫婦二人暮らし】最低限の生活費以外
種類 1ヶ月金額 年間金額
家具家電 5,000円 6万円
鞄/スーツ他 6,000円 7.2万円
冠婚葬祭 4,000円 4.8万円
生命保険 10,000円 12万円
帰省費等 5,000円 6万円
車維持費
合計 30,000円 36万円

夫婦生活費の他に、月の出費を別途プラスと考え、

夫婦二人暮らしの生活費は、

合計:月18万円(年間216万円)が理想的です。(貯金は別途必要)

なぜ家具家電の積立金が必要?

家具家電は消耗品です。壊れた時の買い替え費用を積立てる必要があります。 大抵の場合は新婚生活が始まってから10~15年位に1回目の買い替え時期が訪れます。

家具家電の積立金

(参考金額)

家具家電の積立金(仮定・概算)
年齢 結婚 項目 金額
(歳) (年数)
35 11 テーブル・椅子(新調) 20万円
36 12 リビングのエアコン 10万円
37 13 夫婦のエアコン 10万円
38 14 洗濯機 20万円
39 15 冷蔵庫 17万円
40 16 夫婦のマットレス 20万円
(8年)
48 24 夫婦のマットレス 20万円
50 26 洗濯機 20万円
51 27 冷蔵庫 15万円
53 29 リビングのエアコン 10万円
54 30 夫婦のエアコン 10万円
56 32 夫婦マットレス 20万円
合計(結婚から32年間) 192万円
月平均 0.5万円

家電は12~15年サイクル、ベッドのマットレスは8年程度で計算していますが、 上記よりも早く買い替えが必要な場合は予算を多目に見積もりましょう。

手取り15万円で夫婦二人暮らしは可能だが、ゆとりは少ない

手取り15万円である程度の生活は可能です。緊急時には旅行費の積立金を取り崩せますし、 まだ通信費やインターネット回線も節約出来ます。 15万円の暮らしは希望がありますし、十分暮らしていけます!

むしろ15万円程度で生活しないと、家を建てるのが難しいかもしれません。

!3000万の家買ったら住宅ローン・子供2人・老後どうなる?

さらに節約したい場合は、下記を参照ください。

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